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高松市立みんなの病院

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超音波センター

超音波検査とは

超音波検査(エコー検査)とは超音波(人間の耳には聞こえない高い周波数の音波)を手のひらサイズの機器から発生させて体内を観察する検査です。体表面にゼリーをつけて横になった状態で検査をします。被爆の心配がなく胎児や妊娠中の方でも安心して繰り返し検査を受けることが可能です。またペースメーカーや人工弁にも影響なく、患者さんへの負担が非常に少ない検査です。そのため検査の応用範囲は心臓、血管、腹部(肝臓・胆のう・腎臓・膵臓・膀胱・前立腺)、乳腺、甲状腺など多岐にわたります。

 

センター概要

超音波センターは2018年9月のみんなの病院移転に伴い開設されました。各部門に配置されていた高価な超音波検査装置をセンターに集約し、各科で共有できるようにして診療科の垣根を越えて効率的に運用できるようにしました。またエコー検査を専門とする医師と技師を養成して高いレベルでの検査ができるようにしました。現在当院では日本超音波医学会専門医3名、放射線診断専門医1名、超音波医学会認定技師3名が所属しており、さらに2名の認定技師を養成中です。

検査実績
平成29年
  • 腹部エコー 2128件
  • 心エコー  1144件 経食道エコーを含む
  • 表在エコー 143件
  • 血管エコー 157件
検査の受け方

通院中の患者さんではエコー検査はどの診療科からもお受けできますが、初診の場合は心臓エコーは循環器内科、腹部エコーは消化器内科、乳腺エコーは外科、前立腺・膀胱は泌尿器科を受診してください。その他のエコーは各専門科を受診してください。
腹部エコーの場合には朝食を抜いて水分だけで受診してください。
検査時間は20-30分ほどですが、病気の種類により異なります。

腹部エコー

肝臓、胆のう、腎臓、膵臓の検査です。脂肪肝、胆石、肝腫瘍、腎結石などを調べます。おなかにゼリーをつけて検査をします。

心エコー

心臓の検査です。心肥大、心筋梗塞、心不全、心臓弁膜症などを調べます。胸にゼリーをつけて検査します。

その他の検査も基本的に同じです。

 
最後に

私たちは患者さんの待ち時間を短縮し、苦痛や不安のない検査が実施できるように努力していきます。 超音波センターをご利用いただきますよう、よろしくお願いします。

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