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高松市立みんなの病院

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診療情報

放射線科は単純X線写真から最先端画像までの画像診断と画像誘導下で行う局所治療(インターベンショナルラジオロジー:lVR)、および放射線を使った侵襲性の少ないがん治療を行う診療科です。画像を扱う画像診断部門と放射線治療部門とから構成されます。

画像診断部門では、胃・十二指腸・大腸の検査やCT、MRI、骨密度測定等が行われています。
CTではMDCT(多列検出器型CT)の登場により、広範囲かつ詳細な画像が短時間で得られるようになり、臓器や血管の3D表示も可能となりました。
MRIは高磁場装置の導入により、脳梗塞の早期診断や血管描出に威力を発揮しています。
これらの検査により得られた画像はサーバー内に保存され、以前の検査との比較も容易になっています。

核医学部門ではPET/CT検査による診療を開始しました。
PET検査は「悪性腫瘍が正常細胞に比べて多くのブドウ糖を取り込む」という性質を利用します。ブドウ糖によく似た放射性同位元素(18F-FDG)を注射し、その集積を撮像して、悪性腫瘍の位置、病変の広がりなどを調べることができます。
PETの利点は、1回の検査で広い範囲を調べることができ、静脈に検査薬を注射し安静にするだけの苦痛の少ない検査で、悪性腫瘍の広がりや再発、治療効果判定が可能なところです。さらに、細かな位置情報を検出するCT画像を重ね合わせることで、診断精度を高めているのがPET/CTです。

放射線治療部門では、リニアックを用いて肺癌や乳癌等の治療を行っています。
集学的治療として化学療法との併用も行っています。

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