スペシャリスト(認定看護師)
認定看護師のご紹介
認定看護師とは、ある特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を有する者として、日本看護協会の認定を受けた看護師のことです。
当院では、7つの認定看護分野において認定看護師が活躍しています。
感染管理認定看護師
感染に対する知識を深めたいと思い、教育課程終了後、平成22年に感染管理認定看護師を取得することができました。
得た知識を基に、感染のリスクを減少し、安全・安心の医療を提供できる環境を整えることを目標に、未熟ではありますが、努力していきたいと思います。
救急看護認定看護師
ICLS委員会の活動を通し、救急看護の実践を指導する役割を担っています。主に看護師を対象に急変時や災害時看護、またフィジカルアセスメント力の向上に努めています。
救急看護における質の高い知識・技術の普及を行い、活動の場を他施設にも広げられるよう、日々自己研鑽に努めています。
がん化学療法看護認定看護師
2014年にがん化学療法看護認定看護師の資格を取得しました。がん化学療法を受ける患者さんが「安全」「確実」「安楽」に治療ができるように、副作用症状のマネジメントや患者教育、スタッフに対する教育を行っています。
また、不安な気持ちを持ちながら治療を行っている患者さんやご家族に対して、「がん相談」を行い、自分らしい生活を送りながら、治療を続けることができるような支援を心がけています。
糖尿病看護認定看護師
多くの糖尿病患者さんと接する中で、療養支援について学びたいと思い2014年に糖尿病看護認定看護師を取得しました。糖尿病看護認定看護師の特化技術である「血糖パターンマネジメント」「ケアシステム立案技術」「フットケア」を医療現場で活かしながら、患者支援やスタッフ教育を行い、糖尿病患者さんやご家族がより良い療養生活が送れるよう努めていきたいと考えています。
緩和ケア認定看護師
患者さん、ご家族の苦しみに寄り添いたいと思い、緩和ケア認定看護師を取得しました。
緩和ケアは、終末期に向かうころから行われるものではなく、診断の開始とともに早期から行われるものです。身体的苦痛、心理的、社会的苦痛、スピリチュアル(霊的)な問題を予防・軽減することで、患者さんやご家族のQOL(生活の質)を維持・向上し、思いに寄り添い、最後までその人らしい生きる支援をしていきたいと思います。
手術看護認定看護師
患者さんが、より安全で安心な手術がうけられるよう手術看護の専門性を追求したいと思い2016年に手術看護認定看護師資格を取得しました。周手術期(術前・術中・術後)における継続看護の実践とスタッフへの教育、他部署や他職種との連携を強化し、患者さんやご家族が一貫した看護ケアをうけられるように支援していきたいと考えています。
慢性呼吸器疾患看護認定看護師
平成29年に慢性呼吸器疾患看護認定看護師の資格を取得しました。活動が制限される中で、様々なことと折り合いをつけながら生活している、呼吸器疾患の患者さんやご家族のために、ライフスタイルに沿った生活を送ることができるよう、息切れをコントロールするためのリハビリ、服薬管理や増悪予防に向けたセルフマネジメントの支援を行っています。
また、医療のキーパーソンとして他職種と連携し、テーラメイドの医療を提供できるように、自己研鑽しスタッフ教育にも努めています。
その他の資格取得者
他にも様々な認定資格や研修などを取得・修了し、スペシャリストとしてキャリアアップを目指しています。
認定・資格名 | 人数 |
---|---|
認定看護管理者 | 2 |
アドバンス助産師 | 5 |
糖尿病療養指導士 | 11 |
呼吸療法認定士 | 15 |
消化器内視鏡技師 | 3 |
透析技術認定士 | 2 |
慢性腎臓病療法指導看護師 | 1 |
臨床輸血看護師 | 1 |
救急救命士 | 4 |
ICLS インストラクター | 4 |
JPTEC インストラクター | 1 |
INARSE インストラクター | 1 |
不妊カウンセラー | 1 |
ベビービクスインストラクター | 1 |
マタニティヨガインストラクター | 1 |
精神保健福祉士 | 2 |
認知症ケア専門士 | 2 |