緩和ケアチーム

健やかな状態を維持するために医療職がすべきことは、部分ではなく、その人の全体、からだや心や魂までをとらえる必要があります。それには、さまざまな医療職がひとつの使命のもと結集し、チームを組んでいかなければなりません。

緩和ケアチームは、内科・麻酔科・精神科医師、理学療法士、栄養士、薬剤師、看護師で構成されています。さらに、がん化学療法認定薬剤師、緩和ケア認定看護師、がん化学療法看護師、がん相談員の専門的なスタッフが揃っています。患者や家族のQOLの充実のためにアドバイスをしつつ、自らが主体的につくり出し、高めていけるようにお手伝いさせていただいています。（写真：緩和ケア委員会の様子）

 

 

 

 

 

 

 

先日、Aさんの遺族である娘さんがお礼のために病棟まで足を運んでくださいました。娘さんはAさんの思い出話の中で、Aさんが自ら選んだ生き方で最後の希望を叶え亡くなられた事に満足されていることをお聞きしました。チームの関わりによって患者・家族の生きる力になったことを実感しました。（写真左：患者紹介ラウンド、写真右：緩和ケア認定看護師による研修会の様子）

 

緩和ケアについて知りたい、緩和ケアを受けたいと思われる方は、主治医、看護師にお声かけください。